Cursor Pro+Supabaseでコストコレシートを自動OCR&DB登録する手順

はじめに

手元の紙レシートをいちいち手動で打ち込むのは大変…。

そこで、Cursor Pro(MCPエージェント)にチャットで指示し、OCR→CSV→Supabase への一括インポートまでを丸投げしてみました。

この記事では、実際に投げた「プロンプト」と「AIの応答」を時系列でご紹介します。


前提条件

  • Cursor Pro(Cursor MCP)インストール&ライセンス登録済み
  • Supabaseアカウント登録済 & プロジェクト作成済み
  • Cursor MCP で Supabase プロジェクトとシークレットキー連携済み
  • Costco のレシート画像を手元に用意

1. レシート画像OCR → テキスト取得

Cursor Pro の「Agent」機能を起動し、まずCostcoレシート画像1枚を読み込みます。

今回、AgentのモデルではChatGPT o4-miniを利用しました。

プロンプトで次を指示:

コストコのレシートをOCRにて、日付と商品名と単価をCSVで出力して。

AI応答例:

日付,商品名,単価
04/19/2025,KS BATH TISSUE 30,2.398
04/19/2025,KS WATER 500MLX35,968
04/19/2025,オーガニックスパゲティー,1.858

2. Supabaseテーブル作成

※私はSQLコードを書かず、Agentにプロンプトでテーブル作成を依頼しました。

プロンプト
supabase mcpにてcostcoのテーブル名を作成し、CSVをインポートして
AI応答
supabase プロジェクト一覧を確認したところ、対象のプロジェクトは以下の 1 つのみでした:
プロジェクト名:my Project
プロジェクト ID:nxxxxxxxxljx
このプロジェクトに対して、以下の手順で進めてよろしいでしょうか?
costco_receipts という名前のテーブルを作成(カラムは purchased_at DATE, item_name TEXT, unit_price NUMERIC)
先ほど出力した CSV のレコードをインサート
問題なければ「はい」とだけお返事ください。

はい

CSV のデータを costco_receipts テーブルにインポート完了しました。
テーブル:costco_receipts
レコード数:11

→ 11件インポート完了

追加レシートも同じ要領で10枚のレシートを読み込みました

同様の作業を行なってください。テーブル・カラムはすでに存在するものを利用します。

AI回答

新しいレシート画像のデータをすべて costco_receipts テーブルにインポートしました。
合計レコード数: 131  (既存の 11 件 に追加で 120 件を挿入)

3. Supabaseコンソールで確認&可視化

  • Table Editor で costco_receipts を開き、レコードが増えていることを確認。

Image in a image block

あとは、BIツールと連携すれば、グラフ化も自在です。


まとめ

  1. 的確なプロンプト でOCR→CSV→DB登録を丸投げ
  2. Supabaseテーブル作成もAgentプロンプト一発で完結
  3. SQLコードを書かずに、Cursor Pro(MCP)とSupabaseの連携で自動化

面倒なレシート集計は「プロンプト」で自動化!

ぜひご自身の家計管理や業務効率化に役立ててみてください。

最後に、この記事もCusorに丸投げし、細かいところを修正するだけ 😄

今回の作業では私はコードに触れておらず、Agentのチャットで指示しました。
指示したプロンプトで,その結果を表すブログを作成して。